Some Folks Lives

買ったものとか、ゲームとか

DME-4K50Dを買った話:「テレビ」はむしろ要らない

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DMM.make DISPLAY 50インチ 4Kディスプレイ DME-4K50D

DMM.make DISPLAY 50インチ 4Kディスプレイ DME-4K50D

 

というわけで、色々と悪評もありますが、DME-4K50Dを買ってしまいました。

 

現状だと、例えばハイセンスなどの中華メーカーで、多少高くはなりますが50インチの4K対応テレビなどもあるわけで、もはや積極的にDME-4K50Dを買う必要もないんじゃないか、と思う人もいるとは思います。

 

ではなぜDME-4K50Dを買ったのか、と言いますと、それはずばり「テレビ」を見たくなかったから、なんですね。

 

テレビ機能がついていると、それだけでNHKから料金を徴収される、というのもありますが、より積極的な理由で、もうテレビは見たくないんですよ。

 

そんなわけで、以下DME-4K50Dを購入した動機などをつらつらと書いていきたいと思います。

 

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【DIY】ディアウォールでハンガーラックを作った

年末年始の多忙な時期が終わり、ようやく部屋の片づけに時間が取れるようになったため、以前からやりたかったことを実行する。

 

つまり、ディアウォールを用いた部屋の模様替えである。

 

ディアウォールとは

もう知らない人はいないとは思うけど、念のため説明すると、ディアウォールとは、簡単に言えば、ツーバイフォー材を天井と床につっぱらせることにより、賃貸でも気軽で便利でオシャレな改装を楽しめるという、賃貸の人には夢のようなDIYアイテムである。

 

これを用いてあれこれとやってみたいことがあるのだけれど、なにぶん初めてということなので、まずはハンガーラックを作ってみようと思い立ったわけである。

 

ハンガーラック作成のために用意したもの

というわけで、あれこれ調べて用意したものがこちら。

 

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①ツーバイ材とディアウォール

まあどこでもいいけど、後述の金具とまとめて買うため、今回は楽天で買った。

ツーバイフォー材の長さであるが、公式には、設置する高さから45ミリ短く、と言われているが、通説では40ミリの方が良いと言われているのでそうした。

 

②チャンネルサポート(棚受けレール)

柱にネジで取り付けるレールである。

いろいろ調べてみたが、Amazonより楽天のこの業者さんが安いし種類も豊富で説明もわかりやすいと思ったので、楽天でまとめて買うことにした。

 

③ハンガーブラケット

上記棚受けレールにはめ込んで、パイプを通すやつである。

今回は二段にするつもりだったので、長さの異なるのを2種類買った。

 

④スチールパイプ

ハンガーブラケットの穴に通してハンガーを掛けるパイプである。

太さもいくつかあるが、25ミリのものでちょうどよかった。

 

あとは、パイプの端につけるエンドキャップもあったほうがいいのだが、別になくてもいいだろうということで、今回は買わなかった。

 

 作成法

いろいろ調べると、電気ドライバーなどで穴をあけて、それからネジを、これまた電気ドライバーでねじ込んでいる人もいたのだが、電気ドライバーを買うのもめんどくさかったので、今回はすべて人力でやってみた。

 

適当に寸法を測り、シャーペンで印をつけた後、コンビニで売ってるようなドライバーセットを使い、まずキリで軽く穴をあけて、その後直接力づくでネジをねじ込んだ。

 

安い材木ということもあったのだろうが、これで十分ねじこめた。

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棚受けレールを付けれれば、あとはもう簡単。

ディアウォール自体はバネで簡単にはめこめる。

そして、ハンガーブラケットを好きな高さに設置し、パイプを通す。

 

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 というわけで完成。

なかなかいい感じである。

 

感想

まあそれほど難しくはないだろうとは思っていたが、かかった時間は30分くらい。

本当に簡単だった。

だいたいの感じも掴めたので、いよいよディアウォールを使って本来やりたかったことに取り組みたいと思う。

それは、ずっと憧れていた壁掛けテレビである。

というわけで、次回に続く・・・

Zenpad S8.0(Z580CA)レビュー:Zen stylusの機能性を中心に

えー、以前ASUSのvivotab note8を愛用している旨を書いてたんですが、実は半年ほど前にひょんなことからお亡くなりになってしまったんですね・・・。

 

vivotab note8は、色々不具合もありましたが、本当に僕にとっては神機で、仕事に娯楽にと大活躍してくれました。

 

特に、デジタイザが本当に良かった。

Onenoteでメモを取り、図を描いたり表を書いたりしながらアイデアを出し、PDFに書き込みをし、プレゼンでペンでスライドに書き込みをし、などなど・・・。

これに慣れたらデジタイザなしではもう生きられないくらい、仕事のスタイルが決定的に変わりました。

そのため後継機を探していたのですが、これがなかなか見つからない。

 

用途としてはsurfaceが合うんですが、あれだと重すぎるんですね。

無駄に高機能で高いし・・・。

 

なわけで、ひとまずNECのTW710を買ってみたんですが、これまた560gと少し重い。

vivotab note8ほどの軽量さ、取り回しの良さは得られない。

あとはvivotab note8の唯一の欠点として、メモリの少なさを感じていたので、できればメモリは4Gは欲しい。

 

8インチで、デジタイザ対応で、メモリ4Gで、割とお手頃価格なタブレットはないかなー、と思っていたところで出てきたのが、同じASUSのこのZenpadS8.0 Z580CAだったわけです。

 

もちろんandroid機なので実用性には疑問点もあったんですが、最近はofficeもandroid版も出ているし、androidonenoteもあります。

 

さらに、確かにwindowsは実用性では優れているものの、それ以外の面では明らかにandroidに及びませんからね。

閲覧・娯楽・メディア面で優れたandroid機が、さらに実用面でも仕事に使えるようになれば、それこそ最強なのではないか。

 

そういう期待も込めて買ってみて、すでに3カ月ほどたちますので、この辺りで特にデジタイザの使い勝手を中心としてレビューをしてみたいと思います。

 

1.外観など

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色々悩んだのですが、自分は白を購入しました。

裏側とか汚れそうだなーと思ってましたが、案の定汚れましたw

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というわけで、現状では黒のソフトカバーをつけています。

カバーも色々試しましたが、最終的にこれに落ち着きました。

滑りづらくて持ちやすく、軽量で、見た目もなかなかです。

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これならはじめから黒にすればよかったなーと思いつつ、真っ白の美しさを短期間でも堪能できたので後悔はしていません。

これから白を買う方は、最初からカバーつけた方がいいですよ。

ちなみに、ペンホルダーがついているケースはやめた方がいいです。ペンをタブレットの近くに置いておくと、勝手に反応し続けてペンの電池があっという間になくなるからです。

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液晶はさすが綺麗です。

自分はアンチグレアのフィルムを貼ってますが、フィルムのマットさと高解像度がマッチして、風景写真などを映すとさえぎるガラスが無いような感覚になります。

また後で述べるバッテリー問題により、明度は下げることになると思うので、日中の映り込みを避けるためにも、アンチグレアフィルムのほうが良いのではと思います。

まあ好みの問題ではありますが。

 

2.バッテリー問題

さて、このZ580CAについて真っ先に挙げられるのがバッテリー問題です。

高解像度(2048x1536)でありながら、バッテリーが4000mAhしか積んでいないため、少し負荷のかかるアプリを起動するとあっという間にバッテリーが無くなってしまう、という問題です。

 

これについて僕の実感で言いますと、確かにバッテリーの消耗は激しいと思います。

試しに3Dのゲームなどを起動してみると、30分で10%以上減ることがあります。

外出時などでも、画面の明るさなどに気を使わないと、かなり消耗は激しいように思います。

 

とはいえ、そもそも僕は負荷のかかるゲームなどはしないので、言われるほどひどいとは感じていません。

 

特にこのZ580CAはスリープ時の電力管理が調整されており、使わない場合にはほとんど減りません。休日に持ち歩いて、地図を見たり読書したりなどわりと使った場合でも、普通に一日持つ感じです。

 

ただし仕事での用途の場合には、その限りではありません。

僕の場合、はじめからモバイルバッテリー併用が前提だったので、あまり気にしていませんが、がっつり使いこなしたい方で、モバイルバッテリーなんて持ち歩きたくないという人は、この端末はやめた方がいいと思います。

3.Zen Stylusの実用性

というわけで本題ですが、結論から言うと「うーん・・・」という感じです。

肝心のデジタイザについてですが、これが残念ながら良いとは言い難いんですね。

 

書き味については、アップデートによりかなり改善されて、アプリにもよりますが追従性も良く、筆圧にも対応し、決して悪くありません。

 

問題は、デジタイザの実用性を左右する以下の要素です。

・パームリジェクション

・消しゴム機能

・輪投げ機能

 

3.1.パームリジェクション

100均などで売っているような、先の丸い静電対応式のスタイラスに比べて、デジタイザの優れた点は「手のひらをつけながらしっかり書ける」ことにあります。

つまりパームリジェクションですね。

 

これが残念ながらいまいちなんです。

 

これについては、どうもアプリごとに対応方式が違うようで、例えばOnenoteやmetamoji noteであれば、わりとうまくパームリジェクションが機能しているようなんですが、ASUS謹製のメモアプリはもうダメダメで、すぐ手のひらの跡がついてしまう。

 

それを規制するには、設定から、ペンが反応した数秒間はタッチ不能にするしかないんですが、そうなると、ペンで書きつつ指でちょっと画面をスライドさせる、といったことができなくなり、フラストレーションがたまります。

 

3.2.消しゴム機能

またデジタイザでの書き込みについて重要なポイントとしては、消しゴム機能があります。

今使っているTW710はワコムデジタイザ対応で、ペンにもよりますがだいたいはペンボタンか、後ろ部分が消しゴムになります。さっと消せてとても便利です。

 

しかしこのZen Stylusは、残念ながらペンボタンが消しゴムにならないんですね。

そのため、いちいちペン→消しゴムへとモードを切り替える必要があって、とても気軽に書いたり消したりというわけにいかない。

 

さらに、例えばonenoteの消しゴムモードだと、消す場合に直前の一書き分を一気に消してくれます。

これは、大量の書き込みを一気に消す場合などでは、ささっと消せるのでらくちんです。

 

が、ASUS謹製のアプリだと、本当に狭い範囲しか消してくれないので、なんというか、消しゴム付き鉛筆の消しゴムで大量の文字をごしごし消していくような感じになり、とてもやってられません。

というわけで、結局のところデジタイザ用途で使えるアプリといえばonenoteとmetamoji noteしかありません。

 

3.3.輪投げ機能

何よりも、輪投げ機能ですね。

 

これは使った方にはお分かりだと思いますが、デジタイザを利用する場合には必須の機能で、要するに書いた字や図形をペン先でくるっと囲んで選択し、それを移動させたり、拡大・縮小させたり、消去したりするものです。windowsだとonenoteで標準で対応しています。

 

androidの場合、僕の見る限りでは、これに対応しているアプリが現状ではmetamoji noteしかない。

 

例えば以下はTW710のonenoteですが、ペンボタンを押しながらこうやってくるっと囲めば選択できて

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こうやって好きな位置に移動したり、拡大縮小したり、フォントを変更したり、消去したりできます。便利!

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というわけでmetamoji noteしか使えないんですが、あれは便利だけど重いんですよね、動作が。

 

PDFをぱっと開いて、さっと書き込むなんて場合、windowsでは標準のリーダーアプリがあってとても便利なんですが、metamoji noteだと数十ページもあるようなPDFを開く場合、それだけでえらい時間がかかります。

 

また有料のmetamojiクラウドを使わないと同期ができないんですね。

windowsならPDFファイルを直接開いて、書き込んで、そのままonedriveなりに保存すれば、即、その書き込みを他の端末と同期できます。が、androidではそんなことできない。

 

3.4.その他

その他、Zenスタイラスの特色として、サークルランチャーを起動できるというのもあるんですが、登録できるアプリに限りがあるし、そもそもペンをずっと持っている状況なんてあんまないんで、普通に指で起動する方がいい。

 

ペンで囲んだ範囲を画像として保存する機能にしても、これ音が鳴るんですよね。カシャッと。

なので、電車の中などで気軽に保存というわけにはいかない。

 

というか、windowsタブレットなら、タスクバーのonenoteのはさみアイコンから簡単に画面の範囲選択→即onenoteに保存ができますし。もちろん無音で。

 

4.結論

というわけで、残念ながら、Zen stylusは完全に期待外れでした。

まあよほどのことが無い限り、進んで使おうという気にはなれないですね。

 

とはいえ、このZ580CAは基本性能の高さもあり、常に持ち歩いて使用しています。

なんだかんだ言って、軽くて、画面が綺麗で見やすいですからね。

 

スタイラスの用途を抜きにしても、この価格でこの機能性が得られるわけですから、個人的にはおすすめのタブレットです。

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ASUSアウトレットが本気出しすぎでヤバイ

以前から安すぎで評判だったASUSアウトレットですが、ここ数日は値下げ幅がレッドゾーンを突破して、あまりの安さに買うつもりなかったものが急に欲しくなってきて、悩んで夜も眠れないくらいです。

 

色々あるんですが、とりあえずChiシリーズです。

このシリーズは2in1とはいえ、従来のTransBookシリーズと違いキーボードがBluetoothということで購入する気は皆無だったんですね。

ただ、実はこのシリーズ(T300chi、T100chi、T90chi)は全てSynapticsデジタイザに対応しており、Dell製のactive stylusが使えるという点で、ちょっぴり気になっていたんです。

 

で、そのchiシリーズの価格がすごい。

 

まずT300chiです。

CoreM搭載で、RAM4Gで、ストレージ128Gで、1980×1200の液晶で、そしてデジタイザ対応の、キーボード付き12.5インチタブレットが、お値段なんと

49800円。

 

これにOffice Home and Business Premiumプラス Office 365 サービス付きが、わずか1万アップの

59800円。

 

そしてT100chiです。

確かにストレージ32Gは微妙だし、Officeも付いていませんが、Atom z3775で、RAM2Gで、1980×1200の液晶で、キーボード付きの、デジタイザ対応10インチタブレットが、

なんと

29800円!

 

いやいやいや。

なんか気が狂ったのかと思うような価格です。

 

値段から言えばもちろん「買い!」の一言なんですが、問題は、買った所で使い道があるのかどうか、ということです。

vivotab note8が万能すぎて、今のところ他のタブレットを買っても使う用途が見つからないんですよね。

 

むしろ、使う端末を無造作に増やすと、各端末の設定を揃えたり、データの管理がめんどくさくなったりなど、使い勝手が悪くなるというのが今までの体験から得た教訓なので、理屈から言えばきちんと用途を考え、不必要なものは買うべきでは無いんです。

 

さらに言えば、windows10が発売され、夏以降はIntelの新CPU対応の新製品が続々各社から発表されるでしょう。

つまり、少し待てばより高機能の端末が出るのは確実で、買い替えには最悪の時期なわけです。

 

あらゆる理論からして、買う必要はないし、今は待つべき時期なんです。

 

と、頭ではわかってはいるものの、しかしあまりにも安すぎてスルーできない・・・。

 

というわけで、今夜も眠れずに悶々としそうです・・・。

Edgeの検索プロバイダーをgoogleにする方法

以前のレビューで、「Edgeはgoogleを検索プロバイダーに選べないから嫌」みたいなことを書きましたが、する方法がわかったのでまとめておきます。

 

①Edgeで「https://www.google.co.jp/」を開く

②この状態でも大丈夫だと思うけど、念のため、アドレスバーでアドレスを選択してコピーしておく。

③Edgeの右上の、「・・・」を選んで、「設定」→「詳細設定を表示」→「アドレス バーでの検索時に使う検索プロバイダー」のタブを選んで、「<新規追加>」を選ぶ。

 

すると「google」が追加されているはずなので、それを選べばオッケー。

 

なおEdgeの検索プロバイダーをgoogleにしても、タスクバーからの検索は相変わらずBingです。

 

それから、Edgeの検索プロバイダーを変更した後、タスクバーから検索できなくなったことが一度ありましたが、再起動すれば治りました。

 

とりあえず以上です。

windows10にアップグレード後、nVIDIAドライバーがエラー(コード43)を起こす問題とその解決

はい、というわけでまたまたPCトラブルでした。

 

前回書いたように、vivotab note8をwindows10にアップグレードしたわけですが、こちらは何の問題もなくスムーズに行ったんです。

 

ところが、同時にデスクトップPCもアップグレードしたところ、nVIDIAグラフィックドライバがエラーを起こしまして、低い解像度に固定されてしまうんですね。

 

で、これだけなら既に知られている不具合で、nVIDIAから修正のためのドライバーも出されているわけですが(353.62)、これをインストールしても何も変わらないんです。

(詳しくは↓)

www.ibtimes.co.uk

 

なわけで、あれこれ海外サイトなども調べて数日間試行錯誤をした結果、このたび無事に修正されました。

 

結論から言えば「Virtu MVP」をアンインストールしたら治りました。

 

なんだかよくわからないのですが、とりあえず何かの役に立てばと、調べた限りの情報をまとめておきます。

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vivotab note8をwindows10にアップグレードした感想

というわけで、さっそくvivotab note8をwindows10にアップグレードしてみました。

やり方とかはざっくり省いて、大まかな感想を言えば「1歩進んで1歩下がった」感じですかねえ。

 

言い換えれば、windows10は、windows8.1であったようなデスクトップとタブレットの折衷状態を何とかして融合しようとした結果として、一定の進化を遂げたものの、タブレットとしての使い勝手をスポイルしてしまった、という感じです。

 

とりあえず、気が付いたポイントを気の向くままに列挙していきます。

 ※重大なバグ(?)が見つかったらしく、ちょっと追記あり(8月4日)。

edgeについて

いやー、まさにこのためにvivoをアップグレードしたようなものです。

edgeでサイトにペンで直接書き込みして、そのままonenoteに保存できるという、vivotabのためにあるようなedgeの最大の売り。

前々からこの機能は欲しくてたまらなかったんですよね。

これに関しては文句なく◎です。

 

ところが肝心のedge自体がいまいちなところがあり、諸手を挙げて絶賛という訳にはいかないのがwindowsらしいところと言いますか。

 

まず検索プロバイダーにgoogleが選べない。この時点で規定のブラウザにedgeを選ぶ動機が半減します。

※8/10追記 検索プロバイダーをgoogleにできました

 

somefolkslives.hatenablog.com

 

 

そして最大の問題は、「左右フリックで進む・戻るができなくなった」ことです。

 

以前も少し触れましたが、windows8.1の最大の長所は、ストア版IEの使い勝手の良さです。

あのサクサク感に操作性、そしてflash対応であらゆるサイトを表示崩れせずに見られること、これが自分にとってandoroidタブを使わなくなった最大の理由だったわけです。

 

ところがedgeの場合、タブレット状態で進む・戻るを選ぶ場合には、あのちっこいアイコンをいちいち押さなくてはならない。

これだけで、edgeを使うモチベーションがさらに下がります。

タブ表示だって、win8のストア版IEのように、タブレットモードにしたらタブを隠すようにしてほしい。

とにかく細かい操作性で、行き届かないんですよね。

というわけで、微妙な仕上がりになっております。

 

システムの容量が減った

自分のvivoは32Gで、windows8.1のときはもう残り5Gも無くて容量がカツカツで困っていたのですが、windows10にアプグレして余分なファイルやフォルダを消したところ、残り容量が一気に12Gまで増えました。

これは助かりました。文句なしに◎です。

 

「カレンダー」アプリが良くなった

基本的に、現在でもOne Calendarがメインのカレンダーアプリなことは変わりないんですが、デフォルトのカレンダーアプリもかなりよくなっています。

 

まずgoogleカレンダーと標準で連携するようになりました。one calendarではgoogleとの連携が有料であることを考えれば、これは大きなアドバンテージです。

 

さらに良い点は、スワイプで「1日→週間→月」へと表示が変わることと、週・一日予定のときに現時刻が表示され、次の予定までの時間が直感的にわかりやすくなったことです。

 

この、「現在時刻が表示され、次の予定までの時間が感覚的にわかること」は、個人的にはすごい欲しい機能だったので、これだけでもう、one calendarから移りたいくらいです。

 

なんですが、これまた細部で行き届かないんですよね。

 

まず、ライブタイルで明日以降の予定表示をしてくれない。

自分の用途としては、スタート画面でニュースや天気、予定などを一望で閲覧したいので、これはかなり大きなマイナス点です。

 

最大の問題は、スケジュールの入力・編集がしづらいことです。

スケジュールごとの色分けもできないのもきついですが、何より「繰り返しイベント」が入力できない。

というわけで、当分はone calendarがメインアプリのままですね。

 

「マップ」が地味に良いかもしれない。

もちろん「地図アプリ」としての総合力の高さという点では、googleマップに比べれば劣っています。

ところが特定の用途に限ってみれば、windows10のデフォルトマップは、googleマップをしのぐかもしれません。

 

それはどういうことかと言えば、「特定のお気に入りの場所までのルートを素早く確認すること」です。

 

ご存じの方も多いと思いますが、現在のgoogleマップだと、お気に入りで登録した場所の名前を変更できないんですよ。なんかマイ・プレイスを見ても「3.1526.52」みたいな数字になってたりするんです。

 

だから、登録する場所が増えれば増えるほど「あれ?あそこってどこだったっけ?」みたいにわからなくなってきちゃいます。

 

それに対しbingマップは、お気に入りに登録した場所の名前を編集できるので、「お気に入り」タブですぐに目指す場所を探し当てられる。

 

そしてなにより、ルート案内がかなり見やすく、充実しています。

残念ながら条件指定の仕方がややこしいし、旅費までは表示してくれませんが、急いでいるときに現在地からさっと目的地までの経路や時間を知りたいときにとても便利だと感じました。

 

コントロールパネルとPC設定の二重体制がだいぶマシになった

これをメリットと挙げてよいのか困りますが、以前ほどひどくはなくなった、かなあ。

とはいえ、設定項目が二か所に分散していること自体を何とかするべきなんですけどね。

 

タブレットモードでデスクトップが消滅した

これは個人的にはかなり大きなマイナスです。

長年の習慣として、デスクトップに色んなフォルダへのショートカットやら、作成途中のファイルやらを並べて、デスクトップを一種の作業場として使ってきました。

 

ところが、タブレット・モードではデスクトップの概念が消滅するので、ほとんどタブレットモードを使わないことになります。

これでは、何のためのタブレットモードなのかがわからなくなります。

この点では、むしろ、デスクトップとメトロUIを折衷させたwindows8の方がまだマシだったように思います。

 

チャームからスタートに行けなくなった

 これは自分だけでしょうか。

windows8.1なら、タブレットを持った状態で右手の親指をさっさと動かせばすぐスタートに行けたわけですが、windows10だとスタートボタンを押さないといけなくなりました。

 

確かにタブ横にスタートボタンがあるから大した手間ではないとはいえ、持った状態でなくケースなどに立てかけた状態だと、いちいち画面隅のスタートボタンを押さないといけなくて、微妙に、というかかなりやりづらさを感じます。

 

スタート画面が微妙

windows10のポイントとして、スタートボタンの復活が良く言われますけど、これってぶっちゃけそんなに良いですかね?

「ファイル名を指定して実行」などの項目も無いし、正直、windows8の時に利用していた、スタートボタンを追加するサードアプリの方がまだマシだと思いました。

 

最大の問題は、おそらく「スタートボタンメニュー」に収めるためだと思いますが「スタート画面でのタイルの並べ方の自由度が減ったこと」です。

横に3列しか並べられないから、タイルの並べ方のデザインにこだわっていた自分としては、すごくストレスが溜まります。まあ、どうでもいい人にはどうでもいいかもしれませんが・・・。

まとめ

自分の感想として、windows8.1は、確かにデスクトップとメトロUIの折衷という中途半端なところがあったとはいえ、タブレット用のOSとしてはわりと良かったと思っています。

 

タイル形式のスタート画面も個人的には好きだったし、ストア版IEタブレットでは本当に使い勝手が良かった。

スタート画面でライブタイルで様々な情報を閲覧しつつ、そこから作業場としてのデスクトップに行ける、というのも、直感的にわかりやすかった。

実際、何だかんだ言われても、windowsタブレットが一定の成功を収めたように、「タブレット用のOSとしては」windows8.1は良OSだと思います。

 

今回のwindows10は、そのwindows8.1のタブレット用OSとしての良さをスポイルしつつ、デスクトップPCユーザーへの利便性を高めるという、極めて微妙な方向に進んだ印象です。

 

もちろん、今後さらなるアップデートで変化するのだとは思いますが、現状、タブレットのみの用途としては、「うーん」と言わざるを得ないできですねえ。

今後に期待します。

 

デジタイザの重大なバグ?(8月4日追記)

BSOD and unexpected restarts while using pen input on Asus VivoTab - Microsoft Community

詳しくは上記リンク、および2chのvivotabスレをご覧いただきたいのですが、どうも、「手のひらなどを付けた状態でペンを使おうとすると再起動する」という報告があちこちで見られます。

 

そう言えば自分も、一度だけ発生しました。が幸いなことに、自分はそれ以後は発生していません。

現状では、ドライブ容量が減る以外に、ものすごい改善という状況でもないので、さほどwindows10に魅力を感じていない人ならしばらく様子見した方がいいかもしれませんね。