TF101――半文鎮化からの復活と「なんちゃって」ubuntu導入
えー、padfone買ってからというもの、TF101を色々いじってます。
で、いじってたらある日ふと、何度起動してもCWMリカバリしか起動されなくなっちゃったんですね。
ただし、ボリューム下押しでの起動なら、とりあえずAndroidが起動する。
なので、完全に文鎮じゃないというわけで「半」文鎮化という状態になっておりましたが、このたびあっさりと治りました。
やり方は簡単で、
①ASUSの公式にいく
②「ダウンロード」のページに行く
③機種のタイプとかを選んで、TF101の「ファームウェア」から、「JP」のやつをダウンロード
④ASUS Transformer Root ToolKitで、さっき落とした公式ROMをインストール
で、初期化されたけど治りました。
なんで長引いたかというと、自分のTF101はSBKv2でして、そしてAPXからシステム領域に書き込みができるのはSBKv1までだ、という情報を得ていまして。
「あー、それじゃあRootkitからAPXでどういじってもダメだな」と決め付けてしまっていました。
まあ、何事につけ、思い込みこそ最大の敵というわけですね。
さてさて、そんなわけでTF101があっさり治り、「この分なら、少々無茶しても簡単に復帰できそうだな」と、気を強くしたところで、前々から思っていたことを実行しようと思い立ちました。
それは、まあ別に勿体付けることもないんですが、TF101へのubuntuの導入です。
以前も述べたように、自分はタブレットやスマホの、ハードウェアとしての可能性は認めるんですが、ソフトウェア面ではかなり不便、というか限界を感じています。
それがubuntuであれば、とりあえずLibreOfficeなどが起動できるし、何よりマルチ・ウィンドウでの作業が可能になる。
加えて、padfoneのせいで、TF101が正直使い道なくなってしまいましたしね・・・・。
何か、存在意義をあげたい。
というわけで、TF101へのubuntu導入に向けた情報を集めていたんですが、どうも前途は多難なようです。
SBKv1用のubuntu導入ツールならあっさり見つかったんですが、SBKv2になると、かなり高度な知識が必要になる感じ・・・。
素人ではとてもやれそうにない・・・・。
うーん、どうもubuntu for androidなるものも開発中らしいし、おとなしく待つべきか、と思っていたところ、ふとyoutubeで
Run Ubuntu on your Android Tablet
という動画を発見!
おお!どんな機種かによらず、ubuntuが導入できるのね!
しかも、すごくわかりやすく手順も書いてある!早速やってみよう!
と試してみました。
必要なファイルのダウンロードに多少時間はかかったものの、30分とかからず、無事に導入成功!!
おお、本当にubuntuの画面が・・・・・・
と思いきや、これ・・・・
なんか「仮想領域に起動したubuntuを、VNCで操作する」というだけなのね・・・・。
まあ、確かにubuntuを動かしている「かのような」気持ちにはなれる。
けど、レスポンスが悪いし、とにかく肝心の文字入力が、キーボード設定がぐちゃぐちゃなせいでまるでできない。
それでもまあ、ブラウザを閲覧するとか、その程度なら支障は無いんで、ubuntuを動かしている「かのような」気持ちになりたい人は、youtubeにてぜひご覧ください。
※追記
上記の「なんちゃって」ubuntu導入についてですが、どうもタブレットをシャットアウトした場合、再びubuntuを表示するためには、再びadbからbootubuntuをしないといけないようです。
とてもめんどくさい・・・・。
そんなわけで、興味本位でもあまりお勧めしません。
「一度だけでもいいから、どうしても、自分のタブレットでubuntuが動いているのを見たい!」という方のみ、あくまでも自己責任の範囲でやってみてください。