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【DIY】え?ユニットバスでウォシュレットを?→できらあ!

f:id:megaciso:20181007230612j:plainタイトルの通り、ユニットバスに電源不要のウォシュレットを取り付けた話なんですが、とにかく、うちのユニットバスの仕様が特殊すぎて苦労しました・・・。

古い賃貸だと、似たようなケースの人もいるかもしれないと思い、一応情報を残しておきます。

以下目次です。

 1.前置き

まず僕が今住んでいるところは、地下鉄徒歩1分(走れば1分未満)、繁華街のど真ん中で買い物便利で、南向きの角部屋で日当たりも風通しも良く、8畳2Kで一人暮らしにしては広く、そして家賃も5万以下と、かなり探して気に入った物件なんですが、唯一(ひとつどころじゃないか・・・)の欠点は、ユニットバスであることなんですね。

 

いや、個人的にはユニットバス自体は嫌いじゃないんですよ。

むしろユニットバスの方がいいというか。

個人的に、トイレの時間はすごくくつろぎたい時間で、コーヒーを持ち込んだりタブレットで調べ物をしたりと、あれこれモノを持ち込むので、ユニットバスの方が何かと置く場所があり、また開放感があって落ち着けます。

掃除も、シャワーのついでにトイレ掃除もできて便利だし。

 

なので、ユニットバスであること自体は悪くないんですが、ただ仕様上トイレ内にコンセントがないんです。

だから、ウォシュレットの設置が無理なんですよ。

 

 

というわけで、断腸の思いで日々すごしていたわけです。

 

が、ある日ふとアマゾンで買い物中におススメ商品的な欄を見ていると、なんと「電源不要 シャワートイレ」というのがあるじゃないですか!

 

お、と調べてみると、いやーすごい技術革新ですね。

水圧でなんかこう、ピコッと飛び出てシャワーっと出る仕組みになっているようで、しかもかなりお安い。設置も簡単そうだ!

 

おお、ついに念願のウォシュレットタイムを我が家で実現できるとは・・・

これは買うしかない!

 

と決めたのが、長い苦難のはじまりでした・・・。

 

2.立ちはだかる障害

というわけで、意気揚々と計画を立ててみたのですが、うちのトイレの仕様を調べるにつけ、想像以上に困難なことがだんだんとわかってきました。

まず、うちのユニットバスの状態をお見せしましょう。

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こんな感じで、見ての通りかなり古いものなんですが、ここでの問題は大きく二つあります。

 

  1. どこから水源を取るか
  2. 設置スペースが確保できるか

 

①水源の問題

「電源不要 シャワートイレ」をうたう商品は数あれど、どれを見ても、貯水タンクの

外側に、水道管があることを前提とした仕組みなんですね。

で、その外側に見えている水道管を外して、そこにパイプを取り付けるようになっています。

 

まあ、普通はそうですよね。

しかし、見ての通り我が家のトイレはそうなってないんです。

水道管がない。

貯水タンクのふたを開けて見てみると、水道管が直接タンク内に導かれていて、ほとんど長さが無く、しかもなんかこう、パテ?みたいなので固められていて、とても分解とかできる余地がなさそうです。

 

とはいえ、調べてみると解決策が見つかりました。

つまり、洗面台の蛇口から分岐させればよいと。

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が、なんかめんどくさそうだ・・・。そんな工事やったことないし・・・。

 

②設置スペースの問題

まあ仮に①の問題がクリアできたとしても、こちらの問題の方が難関かもしれない。

だいたいの商品は、こんな形をしています。

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 で、もういちど我が家の汚いトイレの写真を見てほしいのですが、どう見ても、このハンドル部分が入る余地が左右に無いんですね・・・。

サイズを測って調べてみましたが、やはり物理的に無理です。

 

もちろん、左右にハンドル部の出っ張りが無いものもあります。 

こんなやつですね。

ただ、こちらだと1万くらいして、少々お高いんですね。

まあ、普通のウォシュレットに比べればぜんぜん安いんですが、ただ初めての設置だから失敗する可能性もあり、そうなるとリスクが高すぎる。

 

しかし他に選択肢が無いからな・・・と思っていたところ、ふとあるレビューを見ると、なんと、ハンドル部を分解してキャンピングカーのトイレに設置したという方が居るじゃないですか!

 

その手があったか!

 

解決策

というわけで、とりあえず対策として方針が固まりました。

  1. 水源は、洗面台の蛇口から分岐させる
  2. 設置スペースは、ハンドル部を分解して別の場所に設置する

ただ、どちらにしても初めての作業で、これまでの経験から、一回でスムーズに行くと

は思えません。

というわけで、まずはなるべく安いものでチャレンジしてみることにしました。

 

3.用意したもの

モンキーレンチとか、そういう道具的なものは端折りますね。

 

①簡易シャワートイレ 楽天 2580円

まずはこれ。楽天の方が安かったのでそっちで買いました。

 

で、まあ確認のためにトイレに置いてみると

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はい、やっぱり駄目ですねー。ぜんぜん入りません。

 

で、さっそく分解してみますと、こんな感じです。

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ふむふむ。外から来た水を、レバーで左右どちらかに切り替えて、ノズル掃除をしたり、おしりを洗ったりする仕組みですね。なるほど、把握した。

これならチューブを延長しさえすればなんとかなりそうですね。

 

②分岐装置 カクダイ 798-902 2843円

洗面台から分岐させる場合、洗面台の仕様によって必要な部品が異なります。

細かいところはぜひ「カクダイ」さんのHPで見て欲しいのですが、ポイントは三つあります。

  • 水道管が露出しているか、台に埋め込まれているか
  • ハンドルの形
  • 外ネジか、内ネジか

まず僕の家のやつのような、温水と冷水を混ぜて出すようなやつを「混合栓」というらしいです。

混合栓にもいくつか種類があるのですが、まず壁についていて、水道管が直接露呈しているならば、そこから分岐させることができます。

が、僕のやつのように混合栓が直接台に埋め込まれている場合には、水道管が露呈してませんから、ハンドル部から分岐させるしかありません。

 

で次の問題は、ハンドルの形です。

レバー式のようなやつか、回転させるやつか、ということですね。

それによっても買う部品の種類が異なるのでご注意ください。

 

最後にハンドル型の場合、回して蛇口を開くときに、ハンドルが上にあがるか、上がらないか、ということによって、これまた選ぶべき部品が変わってきます。

 

僕の場合は、上に上がるタイプだったので、この798-902が適合するらしい、ということになり、これを買うことにしました。

 

ただし、あとでわかったんですが、この製品は、分岐させた水道管に蛇口がないので、このままつけた場合、水が出っぱなしになります。

 

なので、あとでこういうのを買い足しました。

カクダイ 分水孔コック 788-903

カクダイ 分水孔コック 788-903

 

 

で、ここからはちょっと注意点なのですが、調べてみると、そもそもセットになっているっぽいのがありました。 

カクダイ マルチ分岐 分水上部型 789-015
 

というわけで、これも買ってみたのですが、実はこれは買ってはいけないものだったんですね。

 

どういうことかというと、この「789-015」は「ニップル」とかいうのが付いていて、つまり全自動洗濯機とか、全自動食洗器などの給水管をつなぐ部品がついてるんです。

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なので、あとで説明するように、シャワートイレの部品が接続できないんですよ。

とはいえ、これを買ったおかげで「あ、キッチンに食洗器もつけれるんじゃね?」と気づいて、食洗器を買うことになったわけです。まあそれは別の話で。

 

何にせよ、とにかくこの水道の分岐の部品調べで、ものすごく消耗しました。

ネジ山の高さだの数だの系だの・・・調べても調べてもわからない・・・。

 

③シリコンチューブとジョイント

先にみたように、延長するためのチューブが必要になります。

しかしこれが実は、あれを買ってはダメ、これを買ってはダメ、の試行錯誤で、一番つまづいた部分です。

上記の製品で同じことをしようとする人のために結論だけ言いますと

 

「内径6mm 外形8mmのシリコンチューブ」 

 

「内径4mm 外形6mmのシリコンチューブ」 

 

チューブ同士をつなぐ「ジョイント」 

 が必要です。

 

ポリウレタンのチューブは固すぎて曲がらないし、はまりません。

 

4.作業

というわけで、作業の様子にはいっていきます。

 

①水道の元栓を締める

これはマンションによっては面倒かもしれませんが、うちの場合、ドアを出てすぐに水道栓用のドアがあって、簡単に締めれました。

 

②蛇口を分岐する

ここからは写真を中心に。

まずハンドルの蓋をとります。

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ネジをとります。

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ハンドルを外します。

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なんか、ギザギザしたのが見えてきます。

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どうやって取ればいいのか悩みましたが、カバーみたいなのが取れました。

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さらにその下の黒いパッキンみたいなのも取ります。

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さらに取ります。

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で、この状態になったんですが、ここからどうすればいいのかでしばらく悩みました・・・。

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くるくる回したら取れました。

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よし、これで分解完了。次は取付です。

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分岐部品をはめこんで、リング部をくるくる回して固定します。

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よし、おっけい。

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で、これだとハンドル部が温水側とふぞろいで気になったので、ハンドル部だけ元のハンドルに戻しました。

そしてさっそくシャワートイレの付属品のチューブをつないでみました。

 

が、これだと水道の元栓を開けたとたんに水がチューブからえらい勢いで噴き出して大惨事になりました・・・。

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というわけで、あわててホームセンターに駆け込み、先ほどの「分水孔コック788-903」を買ってきました。(この時に、789-015も買ってきて、駄目だと気づいたわけでした)

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これでオッケー。コックを締めた状態で元栓を開いて、コックをひねって水が出たり止まったりするかを確認して作業完了です。

 

③シャワートイレを設置する。

さて、いよいよ本題です。まずシャワートイレを加工します。

 

・シャワートイレ部の加工

下の図の部分をのこぎりで切り、ハンドル部を分離します。

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しました。

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・チューブの接続

次はチューブの接続です。

チューブは全部で三本あります。

 

蛇口側からシャワートイレをつなぐ、内径6mm外径8mmのチューブ(これを外部チューブと呼んでおきます)と

シャワートイレ内部で、入ってきた水をノズル部に導くチューブが、ノズル掃除用と、おしり掃除用で2本。それぞれ内径4mm外径6mmで、こちらは内部チューブと呼んでおきます。

 

 

まず内部チューブの方ですが、ノズル側の、もとから繋がっているチューブは、外すのが難しそうだったので、ハンドル側のチューブを外し、買ってきたシリコンチューブを嵌め込みました。

ぎゅっと差し込んだだけだと、水圧で外れるか心配だったのですが、結論から言えば大丈夫でした。

 

次にジョイントで、付属の内部チューブと、買ってきた内部チューブを接続します。

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接続しました。ちなみにこちらも、差し込んだだけだと水圧で外れるのではないかと心配だったのですが、別に大丈夫でした。

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さて次は、外部チューブの方ですね。

実はこっちがかなり大変でした。

付属の外部チューブが固く、短かったので、すべて買ってきたシリコンチューブで置き換えてしまおうと思ったのですが、シリコンは柔らかすぎて、分水孔コック側から水圧で抜けちゃうんです。

 

しょうがないので、蛇口側には付属の外部チューブを使い、そこにシリコンの外部チューブをはめこみ、針金で縛ることにしました。

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これで今のところ抜けていません。

が、いずれ機会を見て、下のようなクリップで固定する予定です。 

 

 

あとはシリコン外部チューブをハンドルに接続するだけです。

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こちら側は、固定する部品があって、特にそのまま接続すれば、水圧がかかっても抜けることはありませんでした。

 

・便座への設置

チューブがすべてつながり、ちゃんとレバー操作によって正常に作動することを確認したうえで、ノズル部を便座に設置します。

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こちらは、説明書通りにやれば設置できました。

ただ、安物なだけあってちょっとぐらつきますね。

とはいえ実際に使ってみると、軽く移動させて狙いを定めるのに好都合なので、このままでいいかなと思っています。

 

・ハンドル部の整形

すべてがうまくいくことを確認したので、ハンドル部も整形しました。ちょっと雑ですが、もう疲れたのでこれで・・・。

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5.完成

というわけで、結局何日かかったんだろう・・・?

チューブがうまくつながらないあたりで、数日浪費しましたが、完成しました。

配線がなるべく邪魔にならないよう、吸盤付きのフックで配線してあります。

本当なら、チューブ部をカバーで覆ったりしてもっと見た目良くしたいのですが、もう限界です・・・。

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トイレットペーパーホルダーに取りつける小さいテーブルのようなもの(これは以前から使っていた)の上にハンドルを設置してあります。

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下から出るチューブと干渉して、安定して置けないので、いずれ吸盤で取り付けるステンレスラックか何かに置き換えたいと思っています。

 

肝心の使用感ですが、ちょっとノズルからの水がばらける感じで、ピンポイントに当たらないところはありますが、とりあえず普通にウォシュレットですね。

今回の件で、だいたいの仕様は把握したので、気に食わなければ、また別の製品を買えばいいわけですしね。

 

何にせよ、トイレタイムがすごい充実感ですね!

苦労しただけあって、もうなんというか、トイレの時間がいとおしいです。

用もないのにトイレに座ってウォシュレットを使ったりしています。

 

まあ、自分のケースが特殊なだけで、本来ならこんな苦労なんてする必要ないわけですが、せっかく苦労したので、もし似たようなケースの人がいれば、何かの役に立てばと思い、今回のことをブログにしました。

 

さて、実はこれと同時並行で、食洗器の導入も行っていたんですが、そちらはまた別の話とさせていただきます。