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Cities: Skylines おすすめMod紹介

というわけでCities: Skylinesにどハマりしているわけでして、本当ならレビューしようかなと思ったんですが、そんな必要もないくらい神ゲーすぎて、もう言うことがないですね。

 

感じとしては「Sim City 2013 + Cities in Motion2 - 少しの交通ゲー要素」という感じでしょうか。

 

SC2013の気分で街を作って発展させたら、交通が鬼のように圧迫されるのでCiM2のように交通網を工夫して、そして交通が円滑になればまた街を作って、という感じに、街づくりと交通ゲーのフェイズが交互に来るループがエンドレスに続いて止め時がわからない感じ。

 

もちろんSC2013も渋滞ゲーだったわけですが、高速道路が引き直せない、公共交通機関の工夫の余地が少ないなど、選択の幅自体が狭くて苦行でしかなかったのに対し、C: Sは――CiM2に比べれば薄味になっているとはいえ――マップも広く、選べる乗り物も多く、道路網の構築の自由度も高く、さらには交通規制の条例など対策面でも選択肢が広いので、交通ゲーの醍醐味も十分に楽しめる。

 

さらにCiM2において渋滞のデメリットがほとんどなく、したがって交通網の整備が最終的には自己満足になってしまったのに比べて、今作は交通要素の改善が、街の運営・発展とダイレクトに結びついているから、本当にやりがいがある。

 

これに加えてゲームの中毒性を増しているのが、今や数万を超えるに至った膨大な数のModです。

どのModを入れるかによって、ゲームが違った顔を見せるので本当に飽きが来ない。

 

ただあまりにも多すぎて、これから始めようという方などは混乱すると思います。

またModによっては他のModと干渉したりなど、いろいろ注意するべきところもあります。

そんなわけで、とりあえず個人的なおすすめModでもご紹介しようかなと思います。

大まかに、「グラフィック・見た目を良くするもの」「プレイを便利にするもの」「ゲームバランスの調整」「その他」に分けてご紹介いたします。

 

赤字Modは個人的に必須だと思うものです。

また黒地に白字のModについては、他のModと干渉したり、不具合が発生する可能性があるものです。

 

 グラフィック系・見た目を楽しむ系Mod

First-person camera

:絶対に必須。いわゆるFPSゲームのようにWASD操作で一人称視点で街をぶらつくこともできるが、A列車シリーズの車窓モードのように、歩行者から飛行機まであらゆる住人・乗り物からの視点で街を眺めることもでき、さらにはオートで様々な住人・乗り物の視点を切り替えて眺めるモードなど、これなくしてC: Sは楽しめないと言っても過言ではない。設定も移動速度から視点の高さなどきめ細かく決められる。

 

HideUI

:F11キーを押せばUIの表示をオフにできるMod。上記FPSカメラModで一人称視点で街を眺める際に、没入感を増してくれる。

 

PostProcessFX

:輝きを強くしたり、画面を動かしたときの効果を見やすくしたりとか、とにかくグラフィックを大幅に改善してくれるMod。詳しい設定は色々試して欲しいけど、これを入れる・入れないで街の綺麗さが全然違う。スペックにもよるけどほぼ必須のMod。

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こんな感じに、白さが輝く感じになる。

 

 Dynamic Resolution

: グラフィックの解像度(1900×1020とか)をPCの負荷に合わせて勝手に切り替えてくれるし、また自分で選ぶこともできるようにするMod。都市の 人口が増えるとシャレにならない負荷がかかるので、このModがあるとサッと解像度を変更して負荷を調整できるので何気に必須レベルのModだと思う。

 

Sun Shafts

:日光の光輝を表示するMod。好みもあると思うけど、これを入れると街の美しさだけでなく、風景のリアリティが増す感じがして好きである。日差しがリアルに感じられて、ゲームへの没入感が増す。

 

Bordered Skylines

:グラフィックをコミック調やポップアート調などにするMod。単にデフォルメ的な絵柄だけでなく、リアルさを増すような設定もあり、あるいは負荷を軽減する設定などもあっていろいろ便利。

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 Moving Sun

:昼夜の概念が無いこのゲームで、昼夜のサイクルを設定するModは色々とあるけど、これが一番ベストだと思った。太陽が時間に合わせて動くので、上で紹介した光系のModとの相性も良いし、またグラフィックがもっとも綺麗である気がする。他の昼夜のサイクルを設定するModは、色合いのバランスがいまいち。まあ、あくまで好みということで。

 

 No More Purple Pollution

 :バニラだと土地や水の汚染が紫色で表示されていまいち現実味がない。そんな風に感じる人のために、汚染の色合いを変更できるMod。いろんな色のバリエーションがあるので、好きなものを選ぶのがよい。

 

Flight Cimulator

:読んで字のごとく、フライトシミュレーターのように、街の上空を飛行機で自由に飛べるMod。

この飛行機は位相空間に存在するようで、建物や地面にぶつかっても何も起こらない。まあゲームプレイには全く必要ないが、ぜひとも一度体験してほしいModである。

 

プレイを快適にする系

Extended Public Transport UI

:絶対に必須なModの一つ。公共交通機関の情報や路線の調整をサポートするMod。

なぜ必須かというと、このゲームではバス網を展開するにつれて、バス路線が毛細血管のように入り乱れてきて、把握が困難になってくるのである。

もちろん路線を色分けできるのだが、色のパターンにも限りがあるから、しばらくすると自分でもわけがわからなくなってくる。

そんなとき、このModを使えば見たい路線だけを表示することができる。

 

とりわけ重要なのが、複数の路線が重なったバス停を移動したり消去したりする場合である。

複数の路線が重なっている場合、選ぼうとしても他の路線が選ばれてしまって、修正したい路線が選べないことがある。

その時このModで、修正したい路線だけを表示するようにすれば、求める路線のバス停だけを選ぶことができる。

 

Traffic Report Tool

:渋滞対策に絶対に必須なModの一つ。自動車・トラックなどの移動経路を表示するMod。

使い方としては、画面左上の虫眼鏡アイコンを選択してから、交通状況を調べたい道路の場所を選ぶ。すると、そこを移動中の自動車の出発地と目的地、および移動経路がすべて表示される。

そのうえで、その道路の先や前の分かれ道にカーソルを移動させると、さっき選んだ場所にいる自動車のうち、何パーセントの自動車がそこを通過する(した)かが表示される。

これを使って渋滞の原因を調べ、経路を分散させたり、バイパスを作ったり、あるいは地下鉄を整備するなどするのがこのゲームの基本である。

 

AutoSave - Configurable

 :一定時間でオートセーブしてくれるMod。

このゲーム、オートセーブ機能が無いのである。そして街が発展して負荷が増えると、急にフリーズしたりすることがあって、泣くに泣けないときがある。そんなときのために必要。オートセーブ系Modは色々あるので好みで選べばよいが、とりあえずこれを紹介しておく。

 

Automatic Bulldoze

 :その名の通り、自動で廃墟を壊してくれるMod。

何らかの理由で建物が廃墟になったとき、バニラだといちいち手動で壊す必要がある。

廃墟を一括で壊すこともできるが、手動であることに変わりはない。

まあ、廃墟を手動で壊すことに意味を感じる人であれば必要ないが、そうでない人にとっては入れておいた方がいいModだと思う。

 

Automatic Emptying

:ゴミ捨て場や墓地が満杯になると勝手に空になるように設定し、空になると再び利用可能にするMod。

まあ、ゲームプレイすればわかると思うけど必須Mod。

 

CitizenTracker v0.1

:お気に入りの住人を登録して、リストからいつでもその住人の様子を見たり、選択したりできるようにするMod。

ゲームの効率という点では不要だが、楽しむためには必須だと思う。

 

CSL Stats Panel

:健康度、電力、経済状況、渋滞の具合など都市の様々なデータを表示するMod。

大きさや位置、表示項目を自由に設定できるし、ボタン一つで表示したり消したりできるので、邪魔にならない所に表示して街の情報を把握するのに便利。

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FindIt

:Ctrl+Fキーで検索パネルを開き、住人から乗り物、建築物まであらゆるものを検索して表示するMod。

 

Mod Achievement Enabler

:当然だが、Modを入れると実績が解除されなくなる。それを解除できるようにするのがこのMod。まあ実績にこだわる人には必要かもしれないが・・・。

 

Auto Line Color

:バスや地下鉄などの路線を敷く場合に、自動でランダムな色を付けてくれるMod。

便利ではあるのだが、なぜかこのModを入れたときに不具合が発生することがあったので注意してほしい。

 

バランス系

All 25 Areas purchasable

:バニラでは25あるパネルのうち9個までしか開けない。それを全て開けるようにするのがこのMod。

人口8万人を突破した時点で、すべてのパネルを購入可能になる。

パネル拡張系は色々とあるので、好みで選んでほしい。

 

Proper Hardness

:色々と調整項目があるが、一言でいえば、通勤・輸送時間が長すぎるとペナルティが発生するようにするMod。

正確には、住人なら通勤時間、工場や商社なら製品の輸送(待機)時間に応じて増減するパラメーターが加わる。そのパラメーターが多すぎれば幸福度や税収にペナルティが発生する。

それ以外に、

・渋滞時に一定時間たつと乗り物が消滅する救済措置がデフォルトで備わっているが、その消滅するまでの時間が長くなる

・建築物の移転コストが、建築コストと同じになる

・火事が起こりやすくなり、しかも延焼しやすくなる

・定期的に洪水が発生する

などなど、様々なバランス調整がなされている。

バランス調整系のなかでは完成度も高く、バニラで一通り遊んで、交通ゲームとしてよりシビアなバランスを楽しみたい人には必須である。

 

Slow Speed

:住人や自動車の移動速度を現実的な速度に合わせて遅くするMod。

プレイすればわかるが、このゲーム、住人の歩行速度が異様に速い。

それ以外にも、自動車もかなりスピードが速く、正直見ていて現実感がない。

そんな時にこのModを入れると、わりと現実感のある速度で移動するようになる。

とはいえそういう見た目の楽しさよりも、このModの本領は、上記Proper Hardnessとの組み合わせである。移動時間がよりシビアになるので、いかに効率的な交通網を構築するかがより重要になる。個人的には必須Modの一つ。

 

Slow Citizen Aging

:住人の歳を取る速度を遅くするMod。これ系のModは他にも色々あるので好みで選んでほしい。

一見すれば、難易度を下げるModのようであるが、なぜこれをお勧めするのかと言えば、上のSlowSpeedを入れると住人が移動中に死ぬ度合いが増えてしまって、それはそれで現実感がなくなるから。

Proper Hardness、Slow Speedとの組み合わせで遊ぶのであれば必須Modだと思う。

 

Infinite Oil And Ore

:石油や鉱石などの資源が枯渇しなくなるMod。

この手の都市開発ゲーにありがちだが、のんびりと放置しながら育成していることが多いと思うのだが、そうするとこのゲームの場合、すぐに資源が枯渇してしまう。

そんな時にこのModを入れれば、資源が枯渇しなくなるわけである。

一見するとバランスを易化するModのようだが、実はそうではない。

というのはこのゲーム、石油・工業・農業・林業など様々な産業が相互に製品を二次・三次加工しあっているようで、産業が多様にあるほうが、それぞれの産業地域間で輸送するためのトラックが大量に発生し、そのための交通調整がシビアになってくるのである。

資源が枯渇して一般工業ばかりになると、必要な資源は外部から輸入することになり、要するに、外部との連携だけを気にすれば良くなる。

それよりも、マップ内での産業バランスや連絡に気を使う方が面白いと思う。

 

 Configurable Transport Capacity

 :バス、メトロ、鉄道などの公共交通機関の定員を増大させるMod。

これ系のModは色々とあるが、このModが一番使いやすいと思った。

他のModだと、定員の変更が反映されないことがあったり、バスステーションを破壊したり、すべての路線を敷き直したりする必要があったりするが、このModは入れてしばらくすると設定がきちんと反映される。

ただし定員を自分で設定できないので、自分で定員を設定したい人は他のModで試行錯誤して欲しい。

明らかにバランスを易しくするModであるが、このゲーム、バスの定員が少なすぎて、理不尽なバス待機人数が発生してしまうのである。

 

Building Simulation Overhaul

:バニラだと建築物をレベルアップさせるために、必要もないのに学校を近くに建てたり、公園を作りまくったりなど、理不尽な行為をする必要がある。それに対し付近の人口密度に合わせてレベルアップするようにするMod。

他にもいろんな調整項目があり、ProperHardnessと並ぶバランス調整系Modだが、当然のごとくProperHardnessと競合する。

 

Fire Spread

:読んで字のごとく、より火事が延焼しやすくなるMod。ProperHardnessと競合する。

ProperHardnessにも延焼しやすくなる要素があるが、こっちの方がよりダイナミックで、火事を楽しみたい人にはおススメ。

 

PopBalanceMod

:建築物の定員を増大させるMod。ProperHardnessやFireSpread、その他のModと競合する。

バニラだと、超高層の高密度住宅でも世帯が非現実的なほど少ない。このModはより現実味のある規模にまで定員を増大させる。

注意点として、開発途中の都市にこのModを導入すると都市のバランスが崩壊することがある。そのため新規ゲームで始めることが推奨されている。

 

その他

Toggle Traffic Lights

:バニラでは、ある一定の法則によってT字や交差点に信号が設置されたりされなかったりする。このModは信号を任意で設置したり消去したりできるようにするModである。

一般的に言えば、渋滞の最大の原因は信号待ちによる減速・待機であり、そして交通安全という概念に意味が無いこのゲームでは信号の存在そのものにあまり意味が無く、したがって、すべての信号を消去すればかなり渋滞が発生しづらくなる。

その意味ではバランスを劇的に易しくするModであり、場合によってはゲームの楽しみを奪ってしまう恐れがある。

とはいえ、なぜこのModを推奨するかと言えば、バニラだとラウンドアバウトに信号が設置されてしまうことがあるから。それ以外での濫用は自粛した方がゲームを楽しめるだろう。

 

Tree Brush

:都市のデコレーションとして木を植える場合、バニラでは一本ずつ植えるしかなく、広範囲に木を植えたい場合に気が遠くなるほど不便である。

このModを入れれば「+」「-」キーによってブラシで広範囲に木を植えることができる。

 

Fine Road Heights

:道路や線路の高さを、バニラよりもきめ細かな単位で設定できるようにするMod。

高架道路などを設置する場合、バニラでは高さの調整にかなり苦労する。

このModを入れれば、それが劇的にやりやすくなる。

とはいえ、次にあげるSnapHotkeyと競合してしまうようだ。

何よりも、このModで道路などの高さを設置した場合、このModを外してからそのマップをロードすると、不具合が発生する恐れがある。

少なくとも個人的な経験では、このModが原因としか思えない不具合が発生した(マップに何も表示されない)。ただし確定情報ではないので、その点ご留意いただきたい。

 

SnapHotkey

:バニラでは道路や線路を敷設する場合、特定の角度しか選べないようになっていることがある。その際、このModを入れて、道路や線路を敷設するときにAltキーを押しっぱなしにすれば、その角度の制約がなくなり、自由な方向に敷設できるようになる。地味に必須レベルのModであるが、上のFineRoadHeightsと競合する。高さの自由さか、方向の自由さか、どちらかを選んで利用することになる。

 

NoPillars

:道路や線路で高架を敷く場合、バニラでは支柱が一定間隔で強制的に設置され、下にある建築物と干渉し、自在に高架を敷くことは難しい。

それに対し、前作Cities in Motion2ではあらゆる高架に支柱が存在せず、自由自在に立体交差を作れたわけだが、それと同じように、支柱を除去して好きな場所に高架を敷設できるようにするのがこのModである。

このModは――支柱がなくて空中に浮いた高架ってどうなのよという景観上の問題もあるが――どうもいろんなModとの干渉が指摘されているようで注意が必要である。

 

Terraform Tool

:マップエディターなら地形を自由にいじることができるが、バニラではゲーム中は地形を改造することはできない。それを可能にするMod。

極めて便利ではあるが、ゲームバランスを破壊してしまう恐れがあり、何より不具合が多く、個人的にも使おうとするとすぐにクラッシュしてしまう。

有名Modなので一応紹介するが、現状ではあまりお勧めはできない。

 

 

他にも、鳥を消す奴とか色々ありますが、ひとまず以上で。

何か他におススメModが見つかれば追記していきます。